許すとおっしゃい!

沖縄在住。琉球雑記団。なんつって(゚∀゚)

出席者としては人生初!沖縄の結婚式ってこんな感じ!

 

こんちわ!

やぎとらです。

 

9月に入ったっていうのに全く更新してないという体たらくぶり…。(ノД`)

 

今日は親戚のねーねー(お姉さん)の結婚式にお呼ばれして、出席してきたのでその事について書いてみようと思います!

 

沖縄の結婚式ってやっぱり独特らしいね。

Here we go!

 


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招待状は手渡し

俺が沖縄に帰ってきて(移住してきて)すぐにこの親戚のねーねーに会う機会があって、

「今度、結婚式するから来てねー!」って言われて…

「え、俺あんまりあなたの事知らないんだけど…」って思ったんだが、まあこれからも付き合いあるだろうし、親戚だし、

「オッケー!行くよー。」って二つ返事。

ちなみに、アメリカがすぐ横にあるせいか沖縄の人はおじーもおばーもおじさんもおばさんも若者もこの「オッケー」を多用する。俺も。たった一言だがいろんな場面で使えるバリエーションも豊富な言葉。

 

後日、連絡がきて、

「やぎとらー。いつ暇ー?招待状渡したいんだけどー。」ってもちろん出席するでしょ?みたいな勢いで普通に言ってくるから、

 

「え、招待状渡す?何言ってんだこいつ。招待状って送るもんじゃないの?相手の都合もあるだろうよ。」

 

って思って調べてみたら、どうやら沖縄の人は文化的にというか、やはり人との繋がりを重視しているようで親戚や友人、会社の同僚など近しい間柄の人にはちゃんと「手渡し」で招待状を渡すのが礼儀とされているらしい。

この、「顔をあわせる」という事に非常に重きを置いている。お祝い事や正月やお盆などのイベントにはたとえ滞在時間が2分でも3分でもいいからとりあえず顔を出すというのが最低限の礼儀とされている。

これは沖縄らしい思いやり精神からくるとても素晴らしい文化だと思うけど、当事者としてはやはりめんどくさいと思う事もあるね。

人によってはこの「顔を出す」という為だけに沖縄の南北を縦断するらしい。(沖縄は縦に細長いからね)

曰く、一番時間がかかるのは「移動時間」だって。はぁ~、めんど。

 http://www..com/

 

お祝い金は1万円

沖縄は超貧困県!

普通に暮らすだけでも大変な世帯ばっかり!

まぁ、当社調べによると超金持ちもいっぱいいるらしいが、両極端に分かれてるぽいね。普通に生活している沖縄県民は金がないが口癖のようになっている。

内地(沖縄の人は他県の事を内地と言う。つまり沖縄は外地。差別的だね。ヤレヤレだぜ…)の結婚式ではお祝い金は結婚する2人が別れないように奇数で入れるとか、最低でも3万円とかあるよね。

でも、沖縄は一律して、1人一万円!

夫婦で出席するなら2人分合わせて2万円!別れちゃうから偶数ダメ!なんてない。

まぁ、上司とかはそれより多めに入れるだろうけど親戚とか友人は大体一万円!

 

何度も言うが沖縄は超貧困県だからね!

 

出席者は平均的に200~300人!

お祝い金が1人一万円ならあんまり期待できないねって思ってるそこのあなた!

 

安心してください!儲かりますよ!

 

沖縄では人との繋がりをとても大切にしています。たとえうっす~い関係の人でも結婚式に招待されます。さっきも言ったように「顔を出す」という文化から出席を余儀なくされます。

まぁ、ほとんどの人は素直に祝福の心で出席していると思いますけど(笑) 

 

そんなこんなで会場に赴くと、あら不思議!

300人は余裕でいる。

1人一万円で考えても300万円。

軽く、元は取れるでしょう。貧困県の沖縄ならむしろ儲かりまっせ。沖縄の結婚式は結婚する2人にとっては自分たちも楽しめるしいい商売になるのだ!

ちなみに俺の結婚式も沖縄でしたが余裕でプラスになったよ。ぐへへ。

 

 

始まる前から食事オッケー!

そうそう、これも沖縄独特らしいけど、沖縄の結婚式のテーブルは円卓で中華料理屋っぽくグルグル回ります。ターンテーブル

既に目の前にある大量の料理を各々で自分の皿に取り分けて食べます。ここで遠慮なんかしちゃあダメだぜ。気ぃ抜いたら無くなるぜ?

披露宴スタートのアナウンスもないまま食事は始まります。だって目の前にあるんだもの。

お酒もオッケー!ビールや泡盛ウイスキー、ワイン。何でもござれ。

新郎新婦はまだ入場して来てないけど先にどんどん飲んじゃっていいよ。だってそこにあるじゃん。

おじさんや達や新郎の友達・同僚なんかは始まる前からテンションMAXだぜ!

あ、やっと入場だね。もう酔っ払っちまったぜ。

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後半の余興は絶対エイサー! 


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え~宴もたけなわですが。

なんて言わないが。

進行していって同僚のつまらん余興が終われば、沖縄の結婚式の醍醐味である青年会によるエイサーが始まるぜ!

青年会とは各地域にある、言うなればエイサーチームのことで青年会ごとに選曲も違えば踊りも違う。何十年、何百年と伝統と歴史のある青年会もあります。

 沖縄の結婚式にはエイサーはかかせない!

凄まじい迫力と腹に響く太鼓の音で会場は一気にヒートアップ!

出席者のテーブルまできて踊ってくれます。

そして、最後にはカチャーシーといってみんなで席を立って踊り狂います。狂います。これが楽しいんだよなー。俺は立たないけど。

 

そして…

今まで書いた事以外は普通の結婚式だねー。

これといって特筆する事はないかな。

 

終わり方が下手すぎるけど、

 

許すとおっしゃい!

 

 

許す。